"君"の背中、忘れたくない。-3rdLIVE担当ソロの記憶

SideM 3rdLIVE仙台公演両日、現地でお仕事してきました!

いまでもまだ自分が夢を見ていたんじゃないかと思ってしまうくらい、幸せな二日間でした!

1日目にわたしの担当である冬美旬くんのソロ曲が披露されたわけですが…
もう、あの瞬間の記憶を全部、1つ残らず溢さずにとっておきたい。
ちゃんとした全体のレポも追い追い書きたいし、実のところ仙台の前に更新しようと思っていた記事もあって供養したいのですが、少しでも忘れてしまうのが怖いので、取り急ぎこの記事を書くことにしました。最後の方とか特になんですが、個人的な感情の部分が強すぎてレポではないです。ごめんなさい。

 

さて、旬くんのソロですが、一言で言うと、
まるで幻を見ているようでした。

 

ナツゾラの途中から、歌詞をしっかり受け止めたい気持ちが強すぎて、ペンラが振れなくなって立ちすくみながらすんすん泣いていて、ひろひろがナツゾラを歌いきって、あ、来る、と思った瞬間にあのBGMが流れて。
実を言うと、下手側端のお席だった関係で開演前からグランドピアノが見えてしまっていまして。旬のソロが今日あること、永塚さんがピアノを弾いてくれることはもうピアノを見た瞬間に理解していたんです。

でも、前奏だけ、触りだけ弾いて、舞台の真ん中で歌うものだと勝手に思っていました。(この話すると色んな人が楽譜の長さで察していたと仰ってたのですが、このときのわたしは判断能力が著しく低下していたのでそんなまさか…!としか思えなかった…。)

ピアノがステージに移動して、スポットが当たって、ピアノの前でお辞儀する永塚さんの姿が旬の姿に重なって、一瞬一瞬が全部愛おしくて大切に思えた。旬のことを舞台袖から見ているような感覚だった。

 

 

ずっと息を殺していた。呼吸する音すら、邪魔になってしまうと思った。震える指をずっと見ていた。本当はぎゅっと目を瞑って頑張れ…!って祈りたい気持ちだったけど、目を逸らしちゃいけないと思った。一瞬だって見逃したくない、見逃しちゃいけないと思った。目を逸らさずに頑張れって念じた。

弾き始め、前奏部分でミスタッチがあった。
わからなかったよ、とか、気にならなかったよ、と言う人もいるけれど、痛いほど伝わってきた。
ミスをした後に心を落ち着けて演奏に戻るのがどれだけ大変なのかも分かるから、スポットに照らされた後ろ姿に、もう一度、頑張れ…!と念を送った。

弾き語りを始めて、ああ、全部弾くんだなとやっと察した。最初声が震えていて、でもその声は紛れもなく、毎日聴いている、大好きな澄んだ歌声で。
曲が進むに連れて歌声に力がこもって、力強くて、かっこよくて。ああ、大好きだな、と思った。

旬くんがピアノを弾くところ、いつか見たいと思っていた。その「いつか」が目の前で起こっていることに脳の理解が追い付かなくて、理解しようと必死だった自分もいる。

夢みたいな光景に泣いてしまいそうだったし、実際泣いてしまったけど、なるべく泣かないように、涙で見えなくなってしまわないように、一瞬でも見逃さないように ずっと気を張っていたので、泣いて再起不能…みたいなことにはならなかった。

歌い終えたあと、お辞儀をする姿まで、全部全部、少しも忘れたくない。

 

あの場に間違いなく、ピアノを弾く「冬美旬」がいた。

 

あの日、旬くんに会わせてくれた永塚さんに感謝しかない。

まだまだ書きたいことは沢山あるけど、取り急ぎここまでにします。